目次
はじめに
最近、仕事が在宅勤務になって、web会議とかしたりすることがあります。
手持ちのカメラをwebカメラ替わりにできないかなって考えて、
「カメラのHDMI出力をUSB-Cポートに接続すれば・・・」
と軽はずみに考えていたのですが、それはできないのですね。
PCにHDMIポートや映像出力ができるUSB-Cポートがあったとしても、
画面出力用であり、入力はできない。
そんなことすらわからない状態だったのですが、ビデオキャプチャーボードがあれば簡単にできるとのことを聞きつけて、
適当に買ってみました。
購入したのが、Elgato Game Capture HD60 Sです。
簡単そうだったのと、評判が良さそうだったから。ただそれだけの理由で即注文してみました。 |
ここ最近のWFH(Work From Home)ブームで入荷待ちだったので、1ヶ月位待ちました。
やっと手に入ったので、macと軽くつないで・・・とは簡単にいかなかったので、備忘録として記録しておきます。
その1:接続
macやカメラとの接続についてはとっても簡単でした。
- USBポートを接続する
- HD60SのHDMIポート(in)とカメラを接続する
これだけです。
外部電源もいらないし、ケーブル2本で終了でした。
その2:ソフトのインストール
基本的なソフトは、以下のものをインストールしました。
- OBS Studio
- OBS Link
- OBS NDI Plugin
- obs-mac-virtualcam
OBS Studio について
OBS Studioのサイトにて、macOSバージョンをダウンロードしてインストールするだけです。
OBS Link について
Elgatoのダウンロードサイトにて、「OBS Link for mac」をダウンロードしてインストールするだけです。
OBS NDI Plugin について
OBS NDI Plugin のgithubリリースページから、pkgファイルをダウンロードしました。
特に何も考えずに、一番新しそうな「obs-ndi-4.9.0-macOS.pkg」をダウンロードしてインストールしました。
obs-mac-virtualcam について
obs-mac-virtualcamのgithubリリースページから、pkgファイルをダウンロードしました。
以上でソフトの準備完了です。
その3:webカムとして認識させる
OBS Linkの起動
OBS Link を起動させ、「環境設定…」を確認します。
- OBS
- OBS NDI Plugin
以上2つがチェックされていることを確認します。
OBS Studio の起動と設定
ソースの追加
以下の「+」ボタンでソースをついかします。
ソースは、「NDI source」を選択します。
新規作成にして、名前は何でもいいです。
「Source name」で”OBS Link”になっているものを選びます。
そうすると、画面上に接続しているカメラから得られた画像が出てくるはずです。
「Virtual Camera」のスタート
最後に、「ツール」から 「Start Virtual Camera」を起動すると、zoomなどでビデオを選択できるようになりました。
おわりに
とりあえず、HDMIケーブル経由でPCのwebカメラとして認識することができたので大満足でした。
ただし、私のmacですと、Elgato Game Capture HD60 Sは動くのですが、「スペックが足りないよ」と言われていしまいます。
- CPUは4コアが必要
- グラフィックスボードが必要
とのこと。
webカメラとして使用している上では、若干のタイムラグは発生するのですが、問題なく使用できるので、いいことにしてます。
次は、カメラをもっと増やして・・・っと夢想しているのですが、予定は未定です。
準備だけはと、以下をポチりました。
Blackmagic Design ATEM Mini ノリで買ってみたので、届くの待ちです。 |
いろいろと挑戦してみるのは楽しいので、手持ちのカメラをwebカメラ化することができたことに大満足です。
実際に使用するかどうかはわかりませんが。